桑名市議会 2015-09-14
平成27年決算特別委員会教育福祉分科会 本文 開催日:2015-09-14
4:
分科会長(
松田正美)
審査順序につきましては、委員会と同様に、まず、教育委員会の所管部門審査、次いで、保健福祉部の所管部門審査の順序で進めてまいります。
教育委員会の所管部門審査では、議案第74号一般会計決算のうち、教育委員会所管部門における決算成果報告書の主な事業等及び一般会計決算の説明を当局より一括して受け、質疑を行います。質疑が終わりましたら、休憩を挟み、保健福祉部の所管部門審査に移ります。同じく議案第74号、一般会計のうち、保健福祉部所管部門における決算成果報告書の主な事業及び一般会計決算の説明を当局より一括して受け、質疑を行います。その後、順次、特別会計決算ごとに当局より説明を受け、質疑を行います。
次に、議案第74号 平成26年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、教育委員会所管部門を含めまして賛成・反対の意見表明を行っていただき、意見集約をいたします。ただし、集約が難しい場合は、挙手により賛否を確認させていただきますので、あらかじめ御了解願います。
また、審査案件に対する附帯意見がある場合は、その内容を明確にして議論いただくため、
文書にて提出していただくことを基本とし、口頭のみの場合は、賛成・反対の意見集約ができた後、休憩をとり、その中で附帯意見を付すべき旨の
発言をされた委員において、書面に記載いただいた上で分科会を再開し、当該附帯意見の議論へと移ることにいたします。
なお、あらかじめお伝えしておきますが、全体会へ申し送るべき附帯意見については、9月8日の決算特別委員会における決定どおり、全会一致のものだけとさせていただきますので、御承知おき願います。
それでは、お手元に配付の日程案のとおり進めたいと思います。
5:
分科会委員(
伊藤惠一)
今、署名委員は副
分科会長もと言われたんですが、いない場合は2名必要でしたら指名しておかれないといけないんじゃないですか。いいんですか。
6:
分科会長(
松田正美)
委員長だけでもこれは大丈夫ですので、その点は確認してあります。ありがとうございます。
───────────────────────────────────────
○議案第74号
7:
分科会長(
松田正美)
それでは、決算審査に移ります。決算審査、教育委員会所管部門に入ります。
議案第74号 平成26年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
教育委員会所管部門について、当局より説明を求めます。
8:
教育長(
近藤久郎)
教育長の近藤でございます。
議案第74号 平成26年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、教育委員会の所管部門において主要な事業の概要につきまして、まずは
教育部長より御説明させていただきます。
なお、詳細につきましては、その後、続いて
教育総務課長のほうから説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
9:
教育部長(
石川昭人)
教育部長、石川です。
お手元の平成26年度決算成果報告書の153ページをごらんいただきたいと思います。事業名称としては、「心の教室相談員」配置事業費というところでございます。よろしくお願いします。よろしいでしょうか。
それでは、先ほども話題に上っておりましたが、子供たちを取り巻く環境が大きく変化をして、子供たちの中には、他者との関係がうまく結べずに孤立してしまうケースやそれが不登校となってあらわれるようなケース、それから、悩みや不安やストレスを抱えている子供、一方、保護者の中には、子育て等の不安から
虐待等に場合によっては発展するようなケースが多くなっております。そのような状況の中で、各小学校に心の教室相談員さんを配置しているというのが、まず一つ目の事業目的でございます。その結果、児童の健やかな成長を支援するということでございます。
主な事業内容としましては、先ほど申し上げたとおり、相談員さんを全小学校に配置して、相談にそれぞれ乗っていただく。これは、先ほど申し上げましたとおり、児童はもちろん、保護者、地域の方の相談もあわせて受けることができるというふうになっております。
事業の実績としましては、事業進捗状況等に書かせていただきましたが、延べの配置時間としては1万2,740時間、1校当たりの平均としては472時間、延べの相談件数としては2,818件、1校当たりの平均は約104件というふうになっております。
この心の教室相談員さんの配置によって、先ほど申しておりませんでしたが、保護者と、あるいは担任の先生と連携をとることによって成果を上げていると考えております。
続きまして、同じ成果報告書の160ページをお願いできますでしょうか。学力・教師力推進事業費。
先進校視察とかさまざまなものがこの事業目的の中には書いてあるんですけれども、その中の一つとして、やっぱり学力を向上させるために、学級での安心感、学級集団の中でリラックスできることが非常に重要だというふうに考えております。その中でいう、内面を客観的に把握するために、主な事業内容の中に入るんですけれども、学級満足度調査を実施して、学級集団の中のよりよい人間関係の構築を行ったり、学級集団の向上を図って学習意欲の向上を目指すというものがその中心にあります。
概要と成果ということで、事業進捗状況にもありますが、学級満足度調査の実施により、学力向上の基盤となる学び合う学級集団の育成を図ることができたということで、具体的には、昨年度、平成26年度は年間2回、大体1回目を6月に、それを受けて2回目を10月下旬以降に行って、学級満足度の検証を行っております。これは、一般的にいうとQ-U調査ということになりますので、結構見方とか活用の仕方というのが必要ですので、そういう研修会もあわせて持たせていただいております。全体としては3回、そのうち2回は管理職との合同研修会としてやらせていただきました。2年目に当たりますので、結構各校での研修の体制も充実してきたというふうに考えております。
全国的に桑名市と比較させていただきますと、学級生活満足群に占める割合は高い割合を占めております。ただ、不満足群に位置する子供も当然おりますので、そのあたりを含めて1回目と2回目のところで把握をして改善に向けております。以上でございます。
続きまして、161ページ、そのまま、隣のページになります。特別支援教育推進事業費に移ります。
事業の目的としては、いわゆる特別支援教育というふうに言われたのが平成19年度からでございます。平成19年度の学校教育法の改正に基づいて、この特別支援教育という名称で、発達障がいを含む障がいのある児童・生徒の視点に立って子供たち一人一人のニーズを把握し、総合的な支援体制の整備、拡充を行うことを目的にこの特別支援教育推進事業費がございます。
概要と成果ということで、主な事業内容としては、ここでは五つほど書かせていただいておるんですが、一つは、一番中心となる部分は、いわゆる特別支援教育のコーディネーターというものを各学校に指定をしてあります。このコーディネーターの力量アップが一番の課題であり、ずっとそれに取り組んでおります。市内6校をその推進校に指定をして、そこに非常勤講師を配置して、特別支援教育コーディネーターを中心とした学校でのいわゆる発達障がいを含む支援の要るお子さんの校内体制づくりをどうしていくかというようなことを研修してまいりました。そのことによってやってきたことと、もう一つは、市内小・中学校、幼稚園も含むなんですが、巡回相談を行いまして、それはもっと専門性の高い臨床心理士であるとか特別支援教育士等のいわゆる巡回相談を行って、その助言等をいただくというような形で進めております。もう一つ、県から通級指導教室が現在4教室指定をされて通級指導教室になっております。通常学級席で言葉とかコミュニケーションに課題のある生徒が、自校あるいは他校からそこへ通級してくる教室であります。平成26年度の実績で申し上げますと、70名がその通級指導教室に通いました。個々の課題に向けた指導を行うことで、一人一人成長することができました。当然、通級指導教室は永久的なものではなくて、改善がなされればもう来ない子供さんもいます。先ほど御質問もありましたが、就学支援委員会の開催もこの中で行っております。
決算成果報告書の説明は以上でございます。
10:
教育総務課長(
山下範昭)
教育総務課長の山下です。
それでは、議案第74号 平成26年一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、教育委員会事務局で所管いたします事項につきまして、私から一括して御説明させていただきます。
それでは、一般会計特別会計歳入歳出決算書の236、237ページをごらんください。
説明は、右側にございます備考欄の番号に沿って主なものを御説明申し上げます。
款10.教育費、項1.教育総務費、目1.教育委員会費、備考1.教育委員会運営費403万9,562円は、委員4名分の報酬等でございます。
次に、目2.事務局費、備考1.一般職給3億1,967万1,829円は、
教育長を含む41名分の人件費でございます。
続きまして、備考2.退職手当4,930万9,292円は、職員1名、常勤嘱託1名、特別職1名、計3名分の退職手当のほか、市町総合事務組合負担金でございます。
備考3.事務局管理費502万820円は、職員健康診断ほか一般事務経費でございます。
備考4.私立学校等助成費414万3,600円は、私立の幼稚園、中学校、高等学校等に対する助成金でございます。
備考6.財産管理費389万5,638円は、小学校再編に伴い廃校となっております旧多度西小学校の光熱水費など施設の維持管理経費でございます。
次に、目3.教育振興費、備考1.語学指導員経費2,061万8,059円は、中学校、小学校、幼稚園に対する外国語指導助手ALT4名の派遣に要した費用でございます。派遣延べ日数は、幼・小・中合わせまして709日でございます。
1枚めくって238、239ページをごらんください。
備考4.児童生徒指導事業費6,331万1,585円のうち、上から六つ目の「心の教室相談員」配置事業費は、相談員24名の人件費、その下の小学校英語活動推進事業費は、英語活動支援員9名の人件費でございます。その下の学校図書館司書配置事業費は、小・中学校5校の学校図書館司書の配置に係る費用でございます。その下の学力向上・生徒指導充実事業費は、少人数指導などを行うため各中学校に配置した非常勤講師9名の人件費でございます。その二つ下、学校防災・防災教育推進事業費は、沿岸部を中心とした小・中学校6校への緊急地震速報受信システムの設置費用などでございます。
備考5.教育用コンピュータ整備事業費7,153万4,935円のうち、教育用コンピュータ整備事業費は、小・中学校の児童・生徒が使用するコンピューター1,402台、また、校務用コンピュータ整備事業費は、小学校教諭が使用するコンピューター435台分の運用に要した費用でございます。
備考8.クリエイティブスクール推進事業費1,375万3,000円は、特色ある学校・園づくりを行うための幼稚園19園、分校を含む小学校28校、中学校10校に対する委託料及び学校評議員166名の報償費でございます。
1枚めくっていただきまして、240、241ページをごらんください。
備考11.少人数学級推進事業費2,631万5,183円は、算数と国語の少人数指導を推進するため、小学校へ配置した非常勤講師17名の人件費でございます。
備考12.外国人児童生徒教育推進事業費552万5,576円は、外国人児童・生徒に対して日本語指導等を行う非常勤協力員の報償費でございまして、派遣回数は延べ769回でございます。
次に、目4.教育研究所費でございます。
備考1.適応指導教室事業費779万6,959円は、不登校児童・生徒の援助、支援に要した適応指導教室の施設管理運営費及び指導員等の報酬でございます。
備考2.学力・教師力向上推進事業費904万7,566円は、小学校4年生から中学校3年生の全ての学級で年2回実施しました学級満足度調査の費用と25回実施しました教員研修講座の費用でございます。
1枚めくっていただきまして、242、243ページをお願いします。
243ページの一番上でございます。備考4.特別支援教育推進事業費821万6,050円は、障がいのある児童・生徒への支援、援助を推進するため、特別支援教育推進校に派遣した非常勤講師6名の人件費等でございます。
続きまして、項2の小学校費に移らせていただきます。
目1.学校管理費、備考1.一般職給2億1,042万2,393円は、用務員、調理員等48名の人件費でございます。
備考2.退職手当3,257万5,284円は、用務員2名と常勤嘱託の調理員1名分の退職手当のほか、市町総合事務組合負担金でございます。
備考3.学校管理運営費4億3,344万1,812円は、小学校27校の管理及び運営に要した費用でございます。
備考4.施設整備費1,215万3,240円のうち、トイレ改修事業費は、多度北小学校及び長島北部小学校のトイレ改修に係る設計業務委託費でございます。安全管理対策施設整備事業費は、益世小学校の天井材、器具落下防止のための工事費などであります。
1枚めくって244、245ページをお願いします。
備考80.施設整備費(明許繰越分)9,857万4,840円のうち、トイレ改修事業費は、多度東小学校のトイレ改修工事に係る経費でございます。安全管理対策施設整備事業費は、精義小学校、立教小学校並びに長島中部小学校の屋上フェンス取りつけや窓ガラス飛散防止フィルム取りつけ工事などのほか、加えて、長島中部小学校の避難用非常階段取りつけ工事に係る経費でございます。
次に、目2.教育振興費、備考1.教材・教具費4,685万2,894円は、小学校27校分の教材や教具の購入費でございます。
備考2.就学奨励費4,248万49円は、経済的な理由により就学が困難な児童に対する援助費でございまして、要保護、準要保護で延べ596件、特別支援で延べ174件分でございます。
次に、目3.学校建設費でございますが、備考1.校舎等買収費(割賦金)2,653万9,092円は、藤が丘小学校の用地買収、施設建設費用の償還費でございます。
続きまして、項3.中学校費に移らせていただきます。
目1.学校管理費、備考1.一般職給3,923万3,882円は、用務員等7名分の人件費でございます。
備考2.退職手当1,445万5,968円は、用務員1名の退職手当のほか、市町総合事務組合負担金でございます。
備考3.学校管理運営費1億7,679万2,607円は、中学校9校の管理及び運営に要した費用でございます。
1枚めくっていただきまして246、247ページをお願いします。
備考80.施設整備費(明許繰越分)6,186万9,960円のうち、トイレ改修事業費は、平成25年度から繰り越した光陵中学校トイレ改修の工事費等でございます。また、安全管理対策施設整備事業費は、陽和中学校の校舎窓ガラス飛散防止フィルム取りつけ工事費でございます。
次に、目2.教育振興費、備考1.教材・教具費2,442万4,988円は、中学校9校の教材や教具の購入費でございます。
備考2.就学奨励費3,495万7,867円は、経済的な理由により就学が困難な生徒に対する援助費でございまして、要保護、準要保護で延べ421件、特別支援で延べ51件分でございます。
続きまして、項4.幼稚園費でございます。
目1.幼稚園費、備考1.一般職給3億2,294万6,202円は、教諭等57名分の人件費でございます。
備考2.退職手当9,970万7,652円は、常勤嘱託を含む教諭11名分の退職手当のほか、市町総合事務組合負担金でございます。
備考3.園管理運営費8,278万3,178円は、休園中の城東、大和、精義、大山田南、長島中部第二を含む幼稚園24園の管理及び運営に要した費用でございます。
1枚めくっていただきまして248、249ページをごらんください。
備考4.施設整備費979万6,428円は、平成27年度に再編した成徳南幼稚園、明正幼稚園、長島幼稚園のトイレ改修や駐車場修繕など再編に必要な経費と平成28年度に再編予定の大山田北幼稚園の遊戯室設計委託費などでございます。
備考5.教材・教具費886万6,420円は、休園中の園を除いた幼稚園19園の教材や教具の購入費でございます。
備考6.私立幼稚園就園奨励費補助金1億1,770万8,500円は、幼稚園教育の普及、充実と保護者の経済的負担軽減を図るため、私立幼稚園の入園料、保育料の一部を補助するものでございまして、941名分の補助額及び事務費でございます。
続きまして、項5.社会教育費でございます。
目1.社会教育総務費、備考1.一般職給5億1,764万53円は88名分の人件費でございます。
備考6.社会人権教育推進事業費346万715円のうち、啓発推進事業費は、人権を考える意見発表会の開催や人権啓発冊子「なかま」の製作、配布等に、また、学習活動推進事業費は、中学校ブロック単位で実施した地域交流等の事業に要した費用でございます。この啓発推進事業で応募のありました人権に関する作文、ポスター、標語の総数は6,728点でございました。
ここから業務が総務部へ移りました事業が続きますので、3枚めくっていただきまして254、255ページをお願いします。
目6.教育集会所費、備考2.施設管理運営費601万9,619円は、深谷・深谷桑栄・長島教育集会所の3集会所の管理及び運営に要した費用でございます。
備考4.学習活動促進事業費566万7,661円は、各教育集会所で開催した学習教室や各種講座の開催経費でございます。小・中・高校生教室で延べ1万627人の、それから、一般向け講座で延べ2,324人の参加者がございました。
この後、文化課と生涯学習課の業務が続きますので、2枚めくっていただきまして258、259ページをお願いします。
続きまして、項6.保健体育費でございます。
目1.保健体育総務費、備考1.一般職給1億4,621万2,647円は、26名分の人件費でございます。
次に、目2.学校保健体育費、備考1.学校保健事業費1億952万8,481円のうち、園児・児童・生徒安全対策事業費は、小学校児童に対する交通安全帽子などの配付に要した費用でございます。その他、園児・児童・生徒や教職員の健康診断に要した費用、一般管理費は、学校環境衛生検査や日本スポーツ振興センターの災害共済の加入負担金及び給付交付金等の費用でございます。
備考2.学校給食事業費2億9,529万5,756円は、直営自校方式で実施しております小学校14校の給食運営経費及び民間委託方式で実施しております小学校6校、中学校7校の給食調理等業務委託費でございます。
1枚めくっていただきまして260、261ページをお願いします。
目3.学校給食センター費、備考1.多度学校給食センター費7,356万8,667円及び備考2.長島学校給食センター費8,959万6,820円は、それぞれ多度、長島地区の幼稚園、小学校、中学校の園児・児童・生徒の給食用食材費や学校給食センターの管理運営、維持補修等に要した経費でございます。
以上、教育委員会で所管する事項につきまして御説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
11:
分科会長(
松田正美)
以上で一通り説明いただきました。
質疑に入りますが、ここでちょっと休憩に入りたいと思います。
午後2時08分 休憩
午後2時20分 再開
12:
分科会長(
松田正美)
それでは、決算特別委員会・教育福祉分科会を再開いたします。
休憩前に教育委員会所管部門についての当局の説明がございました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
13:
分科会委員(
星野公平)
ちょっと今説明を受けたんですけれども、できれば、項目が減ったんですから、今後はもうちょっと詳しく、全体的に報告を願えるとありがたいというふうに思っております、を前書きにして、今、聞いた中で何点かちょっと質問させてもらいたいと思います。
239ページの心の教室相談員、この費用は24名と言われたんですけど、27校全部に配置していると、ダブりでやっているところがあるんですね、かわいそうに。何かそれは根拠があるんですか。少ないから重ねて行っておられるのか。
14:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
心の教室相談員24名は、3名が複数の学校に行っていただいているということで、そういうふうになっております。特に意図はございません。
15:
分科会委員(
星野公平)
それで、報酬、この方々は幾らぐらい、時給にするとあげているんですか。割ればわかるんだろうけど、時間がちょっとわからない。
16:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
時間1,000円でございます。以上でございます。
17:
分科会委員(
星野公平)
幾ら。時間1,000円。
18:
指導課長(
山川真史)
時給、1時間1,000円でございます。以上でございます。
19:
分科会委員(
星野公平)
同じページの学校防災の件でお話があったんですけれども、設置費用だと言われましたよね。これを見ていますと、155ページを、かなり詳細にやっておられるんですけど、この内容ももうちょっと詳しく説明してもらえないでしょうか。学校防災・防災教育推進事業費。155ページの成果報告書に詳しく上手に書いてあるんですよね。
20:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
済みません、失礼します。6校に緊急地震速報受信機を設置しております。そのほかに、学校防災、防災教育ということで、講師の先生に来ていただいていろいろ御指導をいただいております。それから、昨年度は、中学生の防災ボランティア活動ということで、中学生を南のほうへ派遣させていただいて交流をさせていただきました。
21:
分科会委員(
星野公平)
沖縄か。
22:
指導課長(
山川真史)
済みません、ちょっと場所は記憶にないので、調べればわかるんですが、とりあえず以上でございます。済みません。
23:
分科会委員(
星野公平)
これ、155ページを読んでくれればいいんだよ。もう終わったの、答弁。
24:
指導課長(
山川真史)
失礼しました。中学生のボランティア先を調べて、後でお答えさせていただきます。済みません。
指導課長の山川でございます。
中学生の防災ボランティア活動でございますが、熊野市、紀宝町に中学生を派遣させていただいて、地域住民との交流、中学生との交流を行ってまいりました。以上でございます。
25:
分科会委員(
星野公平)
この成果報告書の155ページにはたくさんいいことが書いてあるんですよね。だから、この詳細をちょっと報告願えればなと思ったんですけれども、準備されていませんか。なかったら、またいつか教えてください。
241ページの
教育部長も話された学力・教師力向上のほうなんですけれども、この中で、「意欲的に学校・学級生活を送れていない子どもの早期発見や学級崩壊に至る可能性などのチェックを行い」とあるんですけれども、この辺でいい成果があったのか、発見されたのかどうか教えてください。
26:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
学級満足度調査につきましては、6月に1回実施し、その結果の中でどのような指導をしたらいいのかというあたりを明らかにし、その後、2回目で結果がどうであったかというようなあたりを検証してまいりました。
調査用紙を使っておりますので、ある意味、教員の思い込み、この子はこんな子かな、こんなふうに思っているかなというのとはまた違った面も見ることができて、ある意味科学的な調査に基づいた結果でございますので、とても参考になったというふうに思っております。
例えば、一人一人の子供を理解、把握する際の新たな視点となって、さらに配慮ができるようになったとか、侵害行為認知群や非承認群、不満足群にいる児童・生徒に意識的に声をかけるようになったというようなことで報告をいただいております。以上でございます。
27:
分科会委員(
星野公平)
次に、245ページの就学援助費ですけれども、私、先ほど申し上げなかったんですけれども、就学支援員と間違えて質問しましたもので、就学援助の人数は先ほどおっしゃられたんですけれども、もう一度、委員長、申しわけないんですけれども、今年度に入ってふえているのか減っているのか、その辺ちょっと対前年度比で、後でいいですけれども、終わったら教えてください。
(「確認ですけど、就学援助を受けている……」と呼ぶ者あり)
人の数が、去年に比べてふえているのか減っているのか、それを。
(「先ほどその他事項で御質問いただいた……」と呼ぶ者あり)
28:
分科会長(
松田正美)
通してください、これ。
29:
教育部長(
石川昭人)
その他事項でお答えさせてもらったのは、特別支援学級に……。
30:
分科会長(
松田正美)
マイクを通して。
31:
分科会委員(
星野公平)
間違えたのをもう何遍も言わんといてよ、恥ずかしいんだから。
32:
教育部長(
石川昭人)
わかりました。
33:
分科会長(
松田正美)
後ほどやね。後ほどお願いします。わかるか。
34:
教育総務課長(
山下範昭)
教育総務課の山下ですけれども、27は、今まだ支給中ですので、25と26の比較を申し上げます。
35:
分科会委員(
星野公平)
そんな比較は要らん。去年とことしだけだから。まあいいわ。
済みません、次、247ページの幼稚園の方の退職手当なんですけれども、11名退職されたと言われたので、これ、ちょっと何か多いんじゃないかなと思うんですけれども、何か特別あったんですか。正職をやめさせて非正規にしたとか。
36:
教育長(
近藤久郎)
教育長、近藤でございます。
これは正規の方ももちろんございますけれども、嘱託、いわゆる着つけの講師等も含まれておりますので、よろしく御理解いただきますようお願いいたします。
37:
分科会委員(
星野公平)
これは予算どおりですか。
38:
教育長(
近藤久郎)
予算どおりというのは。
39:
分科会委員(
星野公平)
当初予算で、毎年予算を組むときに、ことしは何人やめると出されますでしょう。
40:
教育総務課長(
山下範昭)
教育総務課の山下です。
予算では定年退職分のみ上げていますので、普通退職がございますので、決算では変わります。以上です。
41:
分科会委員(
星野公平)
ふえたのか減ったのか。
42:
教育総務課長(
山下範昭)
ふえております。
43:
分科会委員(
星野公平)
あと二つだけ、ごめんなさい。
次、255ページの教育集会所費ですけれども、先ほど、学習活動というか、この人数をおっしゃられたんですけれども、この地区でのお子さんの数と、それから、実際ここに参加されている実数、これ、ちょっと教えてください。
44: 人権教育課長(小森和彦)
人権教育課長、小森でございます。
児童数はちょっと今手元にありませんので、後ほど言わせていただきます。実数と言いますと、それぞれの教室ごとに延べ人数で先ほど言っておりますが、教室別にということでよろしいですか。
小学生教室の深谷のほうが延べ5,305名、桑栄が2,761名、長島の小学生教室は788名。長島は小学生国際教室もしておりますので513名。
45:
分科会委員(
星野公平)
延べでなくて、実際に来られた数。だから、児童が全部合わせてその地域に1,000人いて、その中で、ダブりで数えずに、来た方がその3割だとか300人とか、そういう数を。延べでいったらわからへんでしょう、毎回来ておられる方もおりますので。その数を一遍知りたいんですよね。わかったら、後でもいいですから教えてください。
46: 人権教育課長(小森和彦)
人権教育課長でございます。
後ほど御報告させていただきます。
47:
分科会委員(
星野公平)
最後に、259ページの学校給食事業費ですけれども、これは直営、民間委託、それから、中学校と言われたんですけれども、これちょっと明細を教えてください。
48:
分科会長(
松田正美)
学校教育課長ですか、これは。学校教育課主幹、学校教育課長、どちらか。
49: 学校教育課長(高木達成)
学校教育課長、高木でございます。
小学校6校でございますけれども、これが6,732万8,712円ということでございます。それから、中学校7校の給食調理等の業務委託費でございますけれども、こちらのほうが1億3,800万円ということになっております。
50:
分科会委員(
星野公平)
残りが直営。
51: 学校教育課長(高木達成)
残りが直営ということで。
52:
教育総務課長(
山下範昭)
先ほどの就学援助費の平成27年度がわかりますので、26と27を報告させていただきます。
要保護、準要保護の推移ですけれども、小学校、平成26年度決算で596人で、平成27年568人、中学校、平成26年度決算で421人、平成27年度396人です。
53:
分科会長(
松田正美)
ありがとうございます。
ほかにございませんか。
54:
分科会委員(
伊藤惠一)
簡単に4点ほどお願いいたします。
まず1点目ですけれども、関東方面への修学旅行の関係を簡単に説明してください。
それから、2点目ですが、これは入っていると思うんですが、白河の方面への派遣の関係があれば、これも簡単に御説明ください。
それから、3番目ですけれども、小学校だと思うんですが、幼稚園も入るのかな。暑さ対策ということで、例えば扇風機を運用してみえるとか、そこら辺の実態を少し教えていただけますか。
それから、最後、4点目ですが、237ページの財産管理費の多度西小学校の光熱水費の関係なんですが、これだけ払っておられるというのは事業をたしかやっていただいておったと思うんですが、事業自体はほかの部署になっていくのかなと思うんですけど、光熱水費を払っていますので、簡単に事業、どんなものをやっていらっしゃるか、御説明いただければと思います。
55:
分科会長(
松田正美)
順次答弁をお願いします。
修学旅行からまず。
56:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
関東方面には7校の中学校が行っております。それから、長崎に1校、沖縄に1校というふうに捉えております。
それから、白河につきましては、3市交流ということで、昨年度は桑名市がホスト役でしたので桑名市に来ていただいたんですが、今年度は白河市のほうへ中学生5名を派遣させていただきます。以上でございます。
57:
分科会長(
松田正美)
続いて、暑さ対策をお願いします。
58:
教育総務課長(
山下範昭)
教育総務課の山下です。
まず、小学校普通教室にはエアコンは入っておりません。扇風機2台で対応しているところです。そのほか、パソコン教室や保健室、それから、プレハブがある教室には小・中学校全部に空調を整備しております。あと、図書室や配膳室、特別支援教室は一部整備がされているというところです。以上です。
(「幼稚園は」と呼ぶ者あり)
幼稚園も、保育室につきましては扇風機で対応しているところです。
(
発言する者あり)
2台です。
59:
分科会長(
松田正美)
続いて。
60: 学校・園再編推進室長(山下謙一郎)
4点目の多度西小学校の財産管理費の件ですが、どういった事業かということでございますが、夏休みなどは合宿等を募集しておりまして、運動場などで泊まっていただいたりということをしていただいておるようでございますので、よろしくお願いいたします。
(「何かどこかの団体に委託しておるの」と呼ぶ者あり)
多度西小学校は、子どもアイデア楽工というところで使っていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
61:
分科会長(
松田正美)
ほかにありませんか。
62:
分科会委員(倉田明子)
倉田です。
241ページの部活動エキスパート活用事業費なんですけど、点検・評価報告書でしたっけ、の中に何年までにエキスパートを派遣している学校が入賞する目標値が出ていたと思うんですけど、それによって派遣されるされないというのは影響してくるんでしょうか。
63:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
結果によって派遣されるかされないかということは影響ございません。以上でございます。
64:
分科会委員(倉田明子)
わかりました。
今、何校派遣されているんですか。
65:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
学校数はちょっとここには資料がございませんのでお答えできませんが、15名分を予定しておりまして、そのとおりに活用させていただきました。以上でございます。
66:
分科会委員(倉田明子)
成果目標に上げたということは、叱咤激励の意味で上げたんですか。一応、費用対効果という意味で目標にされたんですかね。
67:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
部活動エキスパート活用事業につきましては、点検・評価報告書の中の指標には掲げてございませんが、事務事業
一覧の中で上位大会への参加ということで上げてございます。繰り返しになりますけれども、この結果によってエキスパートの活用をするしないかということに影響するわけではございません。
68:
分科会委員(倉田明子)
もう1点、心の教室相談員なんですけれども、その年々によって、毎年ではないにしろ、各校の時間数がふえたり減ったりしているんですけど、それは何を基準にされているんでしょうか。
69:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
まず、平成25年度は、県の事業でありますスクールカウンセラーが中学校に既に全校配置されておりまして、平成25年度に小学校21校に配置されました。したがいまして、未配置校が7校ということになりましたものですから、平成25年度の段階では児童数に応じた時間配分をさせていただきました。昨年度、平成26年度は、スクールカウンセラー、県の事業でございますけれども、中学校全校配置とともに、小学校への配置校が4校ふえまして25校となり、小学校3校が未配置校になりました。この未配置校が小規模校であったということから、児童数に応じた時間配分を少し基準を変更しまして、小規模校に少し厚みを持たせるような形で昨年度、平成26年度は心の教室相談員を配置させていただきました。以上でございます。
70:
分科会長(
松田正美)
ちょっといいですか、今の関係で。
決算成果報告書やと27校に配置したと書いてあるんですけど、今の、3校と違うよね。何か説明。
71:
教育部長(
石川昭人)
心の教室相談員は、市で配置しているものですので、先ほど言わせてもらったとおり27校全部なんですが、今
指導課長が説明したのは、県から配置されているスクールカウンセラーがということですのでお願いいたします。
72:
分科会長(
松田正美)
了解いたしました。
73:
分科会委員(倉田明子)
倉田です。
結構なんですけど、スクールカウンセラーと相談員と、やっぱりちょっと子供に接する対応というのはちょっと違うと思うので、その辺も御考慮いただいてお願いしたいと思います。
74:
分科会委員(箕浦逸郎)
箕浦です。初めての決算なのでちょっとよくわからない部分もあるんですが、御容赦ください。
決算なのでちょっとお聞きしたいんですけど、いろんな事業をやられていて、評価をする場だと思うんですね。そういったときに、私は、基本的には数値で何かあらわせるものは全部数値であらわす。例えば、何でもいいんですけど、何かをやったおかげで学力が何ポイント上がりましたよとか、何かをやったおかげで満足度が上がりましたよとか、そういった基本的な、決算の成果報告書を見ていても、できたとか、例えば、指導書を配付する、配付しましたとか、そういうのでは全然報告にはなっていないというか、それは配る目標を並べて、それだけ配れば達成しましたよではなくて、何かを配ったおかげで何かがもっと、学力が改善しましたであるとか、教師の教える力が上がりましたとか、そういった数値で何かあらわせるものをあらわすような努力であるとか、こういった公表の仕方というのは今のところやられているんでしょうか。
75:
教育総務課長(
山下範昭)
教育総務課の山下です。
この決算成果報告書なんですけれども、昨年度までは市のほうの事務事業評価のほうから引用しておりまして、その中で、成果指標ですとか、それから、対象指標ということでお示しできた部分もあったのかなと思いますけれども、ことし、ちょっと政策、財政のほうからこちらのほうでということで、事業の進捗欄を使って表記するようにというところで、ちょっと書きぶりが以前とちょっと変わったところがありますので、今後は、こちらの中で示していくのかというところをまた今後検討していきたいなというか、政策、財政とまた調整していくということになりますけど、そうしたいなと思っております。
76:
分科会委員(箕浦逸郎)
私は、書き方自体のことを言っているわけではなくて、実際にちゃんとそういう効果をはかっているんですかというところをお聞きしたいんですけれども。
77:
教育長(
近藤久郎)
教育長の近藤でございます。
箕浦委員の御質問にお答えさせていただきます。
そのあたりがかなり数字的に出せると、私どもも非常に次への手の打ち方とか対策が出しやすいというふうに思っておりますので、今の御意見は十分考えさせていただこうと思うんですが、たまたま教育については、例えば先生の指導力、教師の指導力がどれだけ変わったかというのを推しはかる物差しが非常に難しいところがございまして、ただ、その中でも、経年変化とか、あるいは教師自体がかなり異動しておりまして、今、若年化、若手教員がふえているところもございますが、今後、十分そのあたりを見据えて、どれぐらい力がついたのか。これはやっぱり子供のフィルターを通して見るのが一番いいと思いますので、そんなところにつきまして、数字的なものだけではないかもしれませんけれども、できるだけ成果をわかっていただけるような表記に努めていきたいと思いますので、よろしく御理解いただきたいと思います。
78:
分科会委員(箕浦逸郎)
ちょっと意見なんですけど、そうやって何でもあらわせると、例えば何か研修を受けた人のその後の、次の年のクラスの学力がちょっと上がるようになったとか、満足度がちょっと上がるようになったとか、そういった変化というか、どういった研修が本当によくて、有効な施策、やっぱり効果を打たないと、実際に何をやっていいかもわからないと思いますし、反省とか今後の方向性にも響いてくると思いますので、できるのであればそういったところを見られるような、せめて見られないかどうかは検討していただきたいなと思います。
もう一個、私も心の教室相談員の件なんですけど、ことしの8月ぐらいに、ツイッター上で9月1日に自殺する子が多いよという話が話題になったと思うんですが、この心の教室相談員って、登校日、8月中とか、夏休みにはどういった運用をされているんですか。というのも、そういったときにやっぱり相談できると、そういった自殺防止に一番有効なんじゃないかなと私は思う、その直近のときにやっているのが。なので、その辺の夏休みは、平成26年度、ことしもそうですけど、どういったふうになされているのかちょっとお聞きします。
79:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
心の教室相談員さんの運用については、各学校に任されておりますので、ちょっと今、何名が夏休みに出たというのは把握してございません。以上でございます。
80:
分科会委員(箕浦逸郎)
基本的に、登校日であるとか夏休み中は、やっているかもしれないしやっていないかもしれないんですか。
81:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
恐らくやっていないのではないかなというふうに、これは想像になりますけれども、そういうことでございます。以上です。
82:
教育長(
近藤久郎)
教育長の近藤でございます。
当時私は現場におりましたのでよくわかるんですが、今
指導課長が申し上げたように、8月中はやっていないです。それで、私どもは少し考えていかなくちゃいけないなと思っておりますのは、登校日が、御案内のとおり、平和教育を中心に8月6日とか8月9日という形に今現在なっておりますので、私どもとしては、ことしも踏まえてもう少し学校現場と話をさせていただいて、子供たちの動静というんですか、それをできるだけつかめるようにはしていきたいと思いますので、今の御意見も参考にしながら改善を図っていきたいと思いますので、よろしく御理解いただきたいと思います。
83:
分科会長(
松田正美)
そのほかに。
84:
分科会委員(畑 紀子)
畑です。よろしくお願いいたします。
241ページの学力・教師力向上推進事業費、決算成果報告書のほうでは160ページなんですけれども、先ほどの説明の中で、Q-U調査を年2回やられて、全国的に桑名は満足度が高かったって先ほど答えていただいたんですね。やっぱり低い子というのは、いじめで悩んでいるかもしれないし、さまざま不登校の要因となることで悩んでいるんですけれども、そういう子に対しての対応というのは、具体的に、例えば6月にそれがわかった子には10月下旬以降の調査のときにはそういう子の対応というのはちゃんとされたのか。で、結果が出たのかということをよろしくお願いします。
85:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
この学級満足度調査というのは標準化されておりまして、全国の平均値と比べるという利点がございます。そういう意味では、桑名市の子供たちの学級生活満足群の占める割合が高く出ておりまして、そういう意味ではいい傾向にあるかと思うんですけれども、その一方で、不満足群といいますか、支援の要る子供たちの人数がなかなか減っていかないという結果も出ておりますので、そのあたりは丁寧にやっていく必要があるなというようなことで確認をしております。以上でございます。
86:
分科会委員(畑 紀子)
じゃ、これから具体的に考えるということなんでしょうか。
87:
教育長(
近藤久郎)
教育長の近藤でございます。ちょっと補足になるかもしれません。
先ほど
指導課長が申し上げたような形でQ-Uの活用をさせていただいておるんですけれども、6月なら6月に1回目をやりまして、その中で、このQ-U調査が一番有効なのは、意外と担任はこの子は大丈夫だというふうに思っていた子が非常に疎外されていたというケースも多々ありまして、それがいわゆる見えていなかったのが見えるということが一番の効果だと思います。それに従いまして、6月から、かなり気になるお子さんについては教育相談を担任等がしまして、その間の学級づくりに役立てるような状況で実施しております。それで、次の10月なり11月なりにやったときに、どれだけ改善されたかというのをはかりながら、また、足らんということなら、それに別の方策をあわせていくというような活用の仕方でございます。全てがうまくいくわけではないわけですけれども、かなり改善されたところもございました。ただ、それぞれの教職員に申し上げておるのは、これが絶対でないと。Q-Uであらわれてきたお子さんについてだけ見るんじゃなくて、やっぱり自分の、勘という言い方がよくはないかと思いますけど、自分の観察の中で不安だと思ったお子さんについてはしっかり対応していきなさいと。ただ、その裏づけになることが多いので、両面で使わせていただいておるような次第でございます。
88:
分科会長(
松田正美)
ほかに。
89:
分科会委員(
星野公平)
星野ですけれども、これを見ていたら、今後は学級満足度調査は全市的な実施を取りやめて、実践推進校による分析結果を活用した多様な指導方法と書いてあるんですけれども、これ、全校、いい、いいと言っていたんだけれども、やめるんですね。ちょっとよくわからないんだけれども。どうやって発見するんですか、じゃ。
90:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
学級満足度調査は、平成25年、6年度、2年間、小学校4年生から中学校3年生まで全てのお子さんについてさせていただいたんですけれども、ある程度見方なりやり方なりというあたりが分析できてきましたんですけど、さらに突っ込んだ研究といいますか、やるためには研究を推進していくということで、本年度は、全員ではなくて、研究指定校のところでやっていくというふうにしております。そして、そこで得られた研究成果を今後は広げていきたいというふうに考えております。以上でございます。
91:
分科会委員(
星野公平)
ちょっとよくわからないんですけれども、この満足度テストをやることによって、その結果としてその子が何か問題があるということが発見されるわけでしょう。じゃないの。ところが、特定のところだけやって、それをよそにどうのこうのと言うんですけど、そんなことできるんですか。
92:
教育部長(
石川昭人)
教育部長、石川です。
問題というのはちょっと違いまして、その学級の中でその子が満足できているかどうかというようなことをいわゆるこの調査によって理解をするというのがもともとでございますので、Q-U調査をやめることによって、全部やめるというのではなくて、それ以上に進めるということを特化して何校かに絞ってやらせていただくということで、Q-U調査そのものは学校独自で当然やる場合もありますので、そういう見方というのが今まで2年間かけて各学校に周知されてきたというふうに思っておりますので、そういう形で考えております。
93:
分科会長(
松田正美)
ほかにございませんか。
(
発言する者あり)
わかったでしょう、今ので。
94:
分科会委員(
星野公平)
わからん。
95:
分科会長(
松田正美)
いやいや、よくわかりましたけれども。
(
発言する者あり)
96:
分科会委員(
星野公平)
やらない学校じゃわからない。よそのところでやったって、その学校でもやらないと。こんなの、やらなきゃええんだけどね、どうでもいいんだったら。
97:
分科会委員(飯田一美)
飯田ですけれども、委員会に私も出席しておりますけれども、皆さんがそれぞれいろいろ御意見とか質疑をしてみえまして、私だけが何もしゃべらんと、委員会に行って何をしておるのやと言われるとあかんでちょっと話をさせていただくんですけれども。
先ほど星野委員から、教育集会所のあれはどういうふうにやっておるかとか質問がありましたね。一度、小森課長、招待してな、見に来てもらうとええよ。1年間、相当な事業をやっておるのやで、あれ。わしらも行くと、協議会で行って見せていただいて、本当に熱心にやっていただいて、ああ、やってもらっておるな、確かにええなということを常々感じておるので、もしそういうあれがあれば、星野委員、一度一遍傍聴にでも来ていただいて。招待状を出して、来ていただいて見てもらうとええ。そうすると、いかに教育集会所の先生方が一生懸命子供のためにやってくれておるかということが一目でわかると思うので、ぜひともまた一遍招待して、来て、見ていただくといいと思う。これは答弁は要りません。
98:
分科会長(
松田正美)
これは当局側への決算に対する質疑ですので、そういった意見もあったということですけど。
(
発言する者あり)
反論ですか。
99:
分科会委員(
星野公平)
飯田委員には失礼ですけれども、私、毎週、教育集会所まで新聞配達に行っていまして、眺めさせていただいております。それで、もし、飯田委員が本当にいいと言うんだったら、これを全市に広めてくださいよ。そういう努力が必要だと思います。以上です。
100:
分科会長(
松田正美)
この程度にして、ほかに質疑はございませんか。
101:
分科会委員(箕浦逸郎)
済みません、1点だけ。ちょっと不勉強で申しわけないんですが、そのhyper-QUの中で、今回の、教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検・評価報告書、何かこのやつがあると思うんですけど、この7ページのところの下にグラフがあって、学級生活満足群とかはわかるんですけど、非承認群というのは何なのか、済みませんが、教えていただいていいですか。
102:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
Q-Uは、基本的に子供たちへの質問項目から成っておりまして、例えば、友達から意地悪をされていませんかとか、あるいは学級のルールはきちっと守っていますだとか、そういう質問項目で、横が、ルールが守られているかどうか、縦が仲間のつながりはどうかというようなことで、四つの象限で、その子がどこに位置するのかということで見ていきます。その中で、ルールも守れており、友達からも信頼されている、頼りにされているという子供が学級生活満足群でありまして、侵害行為認知群というのは、友達はいるんだけれども、何かしら嫌なことを言われたり、いじめみたいなことがあったりというのがこちらになります。それから、別に友達から嫌なことをされるわけじゃないんだけれども、僕の言うことを余り聞いてもらえんしとか、あるいはひとりぼっちでいたりというのが非承認群になります。どちらも大変よくない状態を学級生活不満足群というふうに、この四つの分類をしています。その学級生活不満足群の中で特に状況がよくないという状況の子を要支援群というふうに五つ目に分けております。
そういう観点からすると、小学校でいきますと、学級生活満足群が、右二つが桑名市の状況でございまして、左二つが全国の状況でございますので、かなり、39%に対して57%ということですから、桑名の状態はかなりいい。そうはいうものの、不満足群があったり、非承認群、侵害行為認知群があるということについては、やはりできるだけ減らしていかなければならない。同様にして中学校も見ていただけるといいかなというふうに思います。
103:
分科会委員(箕浦逸郎)
私が非承認群だという話は何かあるみたいなんですが、それは置いておいて、ちょっと2点ほど済みません。
今おっしゃっていた、左下にさらに要支援群というところがあるとおっしゃっていましたけど、それのパーセンテージというか数値をちょっと教えていただきたいのと、済みません、もう一個質問を忘れましたので、とりあえずそれを教えてください。
104:
指導課長(
山川真史)
指導課長の山川でございます。
調べますので、しばらく時間をください。
105:
分科会長(
松田正美)
その間にほかにございませんか。よろしいですか。
106:
分科会委員(
星野公平)
星野ですけれども、今、学校の先生の正規の教員数と非正規と、それから、何か臨時でばんばん予算で雇っておられますよね、わけのわからんいろんなやつを。これ、ちょっと全体像を教えてもらえませんか。どれぐらい正規の職員がおられて、正規の職員と同じように勤務されている非正規の方がみえて、あと、補助的にいろんな政策の中で人を雇っていますわね。英語指導とか何とかかんとか言って。そういう方が一体どれぐらいおられるのか教えてください。
(「それは県も市もあわせて」と呼ぶ者あり)
桑名市に先生……。
(「県費の職員と市費とあるんですけれども」と呼ぶ者あり)
県費と市費と両方とも正規なんですか。
(「正規も臨時も非常勤も、全て県と……」と呼ぶ者あり)
非正規の人の話やね。一緒にしてください。そんなのわからない。顔に何か張ってあるの。私が市です、県ですって。
107: 学校教育課主幹(人事担当)(片山哲哉)
学校教育課主幹の片山です。よろしくお願いします。
平成26年度の小学校の正規の教員につきましては380人、そして、講師のほうですが、期限つき講師、いわゆる定数補充として36人ございます。中学校のほうは、205人が正規の教諭、それから、期限つき講師、いわゆる定数のところが39人ということでございます。
臨時的任用講師につきましては、平成26年度、小学校が33名、中学校が25名です。
それから、市のほうの講師ですけれども、中学校……。
(「非常勤も全部ひっくるめて」と呼ぶ者あり)
済みません、ちょっと計算をしなければいけませんので、少し時間をください。
108:
分科会長(
松田正美)
そうしますと、県費の方ということですね。
109: 学校教育課主幹(人事担当)(片山哲哉)
今のは県費の方です。
110:
分科会委員(
星野公平)
それともう一つ、よければ、桑名市が30人学級にしようと思うと職員数は何人になるのか。小学校、中学校を教えてください。どれだけ足らないかわかりますか。わからないか。
111:
分科会長(
松田正美)
はっきりわからなければ、おっしゃってください。
112:
教育部長(
石川昭人)
教育部長、石川です。
ちょっとそれは何年度の場合かというのにもよって生徒数、児童数が違いますので、今の話は平成27年度の場合ですか。平成27年5月1日でいいですか。平成27年5月1日で計算させていただきますので、お時間いただきたいと思います。また改めてお示しをさせてください、お願いします。
113:
分科会長(
松田正美)
また報告ください。決算の部分で今質疑を受けていますので。決算時のあれで、また後ほどいただければいいでしょう。
114: 学校教育課主幹(人事担当)(片山哲哉)
学校教育課主幹の片山です。
非常勤ですけれども、小学校のほうで平成26年度61名、中学校のほうで28名となっております。
115:
分科会長(
松田正美)
よろしいですか、ほかに。
箕浦委員、よかったか。
116:
指導課長(
山川真史)
済みません、ちょっと手元に資料がございませんので、改めて後で報告させてください。以上でございます。
117:
分科会長(
松田正美)
ほかにございませんか。
118:
分科会委員(箕浦逸郎)
済みません、思い出しました。
ちょっと決算とは、ずれているかもしれないんですけど、先ほど星野委員も言っていましたが、hyper-QUをことしから縮小ということで、私、これ、ずっと全校で調査して、経年の動きを見て、今回、せっかく3校違うことをやられているので、これをやったことごとに何か効果があったかというのを見られるような気もするんですね。例えば、何もしない学校はどうなるか、何かするとここが下がりました、ふえましたみたいな、そういうのが見られるような気がするので、せっかくなので、決算とはちょっとずれますが、こういうのを続けていただいて、一つの物差しとして安定したものをずっとやっていくというのは非常に何かの効果が見やすいと思いますので、ぜひともお願いしたいなというふうに思います。以上です。
119:
分科会長(
松田正美)
ぜひ参考にしてお願いします。
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
なければ、以上で質疑を終結いたします。なお、持ち出しの課題、後ほどまたペーパーなり口頭なりでお願いします。
なお、本件につきましては、初めに御案内しましたとおり、保健福祉部所管部門の説明及び質疑終了後に保健福祉部所管部門も含めて賛成・反対の意見表明及び意見集約を行いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、当局の皆さん、御苦労さまでした。ありがとうございました。
ここで暫時休憩をいたします。
午後3時08分 休憩
午後4時45分 再開
120:
分科会長(
松田正美)
ここで教育福祉分科会を再開しまして、その上で散会いたします。
明日は、教育福祉委員会を終了後に別の第1会議室のほうで分科会を行いますので、お願いします。
午後4時45分 散会
以上、会議の顛末を録しここに署名する。
分 科 会 長 松 田 正 美
発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...